大曲高校書道部は9月18日、大曲支援学校との交流学習に参加し、心温まる時間を過ごしました。今回の交流では支援学校の文化祭に出品する作品を共に制作するという貴重な機会がありました。部員たちは書道の技術を活かしつつ大曲支援学校の生徒と協力し合い、互いの想いを形にしていきました。
制作の際、紙の中央には支援学校の生徒が大きな文字を書き、その周りに大曲高校の生徒たちが短いフレーズを書き込み作品に華を添えました。書道部員たちは文字の力で作品全体に生命力を吹き込み、支援学校の生徒たちとの共同作業を通して絆が深まっていくのを感じました。
支援学校の生徒たちはお手本を見ながら一筆一筆に心を込めて筆を運び、真剣な表情で取り組んでいました。また、書道部員たちも作品完成をサポートしました。共に創り上げた作品には、双方の努力と絆が込められており、その温かさが見る者の心に響くことでしょう。
文化祭当日、この合作が展示される瞬間、双方にとって特別な思い出がまた一つ刻まれることでしょう。この交流学習を通して大曲高校書道部員は自らの技術だけでなく、心の交流の大切さを改めて学びました。