【美術部】県展「奨励賞」受賞

 大曲高校美術部は、6月21日から26日まで開催された「秋田県美術展覧会(県展)」に出品し、デザイン部門で奨励賞に「ソクラティックガール」と「活躍したいエネルギー」の2点が選ばれました。また、入選作品として8点が選ばれ、さらに洋画部門でも1点が入選しました。

 奨励賞を受賞した「ソクラティックガール」(写真左)は、作者がソクラテスが好きなことからインスピレーションを得て、自分の悩みや情景を重ねた作品です。〆切までの時間がなく、陰影などをもっと丁寧に仕上げればよかったと反省しています。奨励賞の受賞を知ったのは、登校して美術部の部員から教えてもらった時で自分の作品は「どこがよかったのだろう」思いました。
 審査の講評では「線が太く力強さが感じられる。女性の哀愁を含んだ表情が想像をかき立てる」と評価されました。

 もう1点の奨励賞作品「活躍したいエネルギー」(写真右)は、ポスター作品のテーマは「地球環境とエネルギー」と設定されていたので、作者は日本では他の国と比べて自然エネルギーがそれほど活用されていないことから、それをもっと促進したいという思いで制作しました。色数を絞って視覚的に目に入りやすくしたことが特徴です。中学校3年生の時に県展の洋画部門で入選した経験があり、高校卒業後は美大への進学を視野に入れていたため、この作品への取り組みも異なりました。
 審査の講評では「構成要素と色数を絞ったシンプルな構図。テーマが的確に伝わる」と評価されました。
 このように、大曲高校美術部は県展での優れた成果を挙げました。

▲左「ソクラティックガール」 右「活躍したいエネルギー」

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