【同窓会青麻会】7月1日より旧校舎解体開始

旧校舎の詩
崩れかけた校舎よ
青春の残骸
木の机と椅子のキシム音
教室の埃 思い出と絡み合う

廊下に響く 過去の笑い声
部活の叫び 時を超え
昼休みの騒がしさ 静けさ
弁当の匂いと 友情の味

試験前の夜 絶望と希望
図書室の静寂に 知識を叫ぶ
教科書の文字 涙で滲み
互いに教え合い 闇を打ち破る

桜舞う季節 文化祭の狂騒
灯りが闇を裂き 夢が砕ける
卒業の日 別れの苦味
振り返る校舎 心に刻む傷

彼女と過ごした日々も この瓦礫に埋もれ
ひっそりと過ごした 秘密の場所
二人だけの思い出 今はもう
取り戻せぬ幻影となり果てる

七月一日 旧校舎消滅
今は何もない がらんとした空間
備品も思い出も 全てが去り
解体を待つだけの 寂しい姿

新たな世代に 夢の残骸を託し
私たちの記憶 廃墟に咲く花
あの場所は心に 永遠の影を落とす

ああ 崩れゆく校舎よ
君と過ごした日々の痛み
今も胸に 焼き付く記憶
永遠に続けと 嘆きの祈り

タイトルとURLをコピーしました