大曲高校書道部は9月7日、横手市金沢地区交流センター孔城館で開催された「後三年秋の陣 in 金澤」にて、書道パフォーマンスを行いました。書道部の保護者が作成してくださった陣羽織を身にまとった2年生2人が、あいさつがわりにホウキのような巨大な筆でイベントタイトル「秋の陣」を渾身の力で書き上げました。
部員9名は、後三年地区の故事「雁の乱れ」をモチーフにした作品を制作しました。この故事は、八幡太郎義家が戦の途中、空を飛ぶ雁(かり)の群れが乱れているのを見て敵兵が潜んでいることを察知し、攻撃を仕掛けて勝利したというエピソードです。この話は、義家の知恵と勇気を象徴する有名な逸話として語り継がれています。