【演劇部】3人の熱演

 大曲高校演劇部は、6月7日と8日に湯沢市の雄勝文化会館「オービオン」で開催された「第31回県南地区高等学校演劇合同研究発表会」に参加しました。1時間の上演時間を有効活用するため、わずか3人のキャストでしたが、演劇部の11人の部員が協力し大道具や小道具、照明などの役割分担を行いました。上演された作品は、藤村隼次作、大曲高校演劇部潤色の「ミストレスルーム」です。

 この作品は、2年半前に出て行った母親が突然姉妹の元に戻り、これまで姉妹二人で過ごしてきた生活が3人になり、家族のあり方を再考する物語です。キャストがわずか3人しかいないため、感情を深く掘り下げ、表現する演技力が重要でした。

 また、今週末には学校の文化祭が控えていますが、この上演を最後にして3年生は対外的な活動から引退します。9月には県南地区高等学校演劇コンクールが予定されていますが、3年生は将来への準備のため学業に専念する必要があります。そのため、このコンクールには1年生と2年生での新チームが参加することになります。この大会で刺激を受けた2年生は、今から次の上演に向けての準備を進めています。先輩たちからの貴重な経験を学び、自分たちの演劇への情熱をさらに燃やしています。未来の舞台で彼らの活躍が楽しみです。

▲写真はイメージです
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