【書道部】おねえさんといっしょ

 大曲高校書道部は6月1日、イオンモール大曲で大仙市内の書道教室「千葉書院」に通う中学生と共に、巨大な作品を制作し、書道パフォーマンスを行いました。今回の巨大作品のテーマは、今年の夏に開催されるパリオリンピックで女子マラソンの日本代表に選ばれた鈴木優花選手への激励です。鈴木選手は大曲高校の卒業生であり、彼女への応援の気持ちを込めて激励の言葉を書きました。

 また、書道パフォーマンスでは「オズの魔法使い」の中の「二人の魔女」からインスピレーションを得て行われ、私たちはその世界観を表現しました。このようなアメリカの児童文学をモチーフにした書道パフォーマンスは初めての試みで、衣装や小道具にも工夫をこらしました。中学生が経験した今回の表現活動では今までの書道の個人的な活動だけでなく、共に作品を制作することを通じて、書道の楽しさを共有できる新しい書道の世界を経験し視野を広げました。

 大曲高校書道部の部員たちは、このような表現活動の経験が少ない中学生に配慮し、積極的に手助けをしました。不安そうな中学生に声をかけ、行動や用具をサポートしました。そして、中学生に自分たちと同じような衣装の着付けを手伝い、自分たちの表現世界の登場人物になるようサポートしました。中学生もそんな高校生の「おねえさんといっしょ」に書道と取り組みました。

タイトルとURLをコピーしました