【全県総体壮行会】「さあ、いこう」

 大曲高校では中間考査の最終日の5月22日、全校生徒が一堂に会し全県総体に挑む選手たちを盛大に激励する壮行会が開かれました。全県総体で優勝すれば、選手たちは全国の舞台であるインターハイへの切符を手にします。全国の強豪と肩を並べ、頂点を目指す機会を得るのです。

 しかし、その一方でもし敗北すれば3年生にとってこの試合が最後の舞台となり、長年続けてきた部活動からの引退を迎えます。引退しなくても国体などで競技を続ける機会はあるにせよ、これまでの努力と汗、仲間との絆、そして数えきれないほどの思い出が詰まった部活動の日々が終わりを迎えるのです。
 壮行会では教頭先生や生徒会長からの激励の言葉が贈られ、各部のキャプテンからは決意表明を行われました。その瞳には強い闘志と覚悟が宿り、全員が勝利のために全力を尽くすことを誓いました。仲間と共に戦い抜くことの喜びと、絶対に負けられないという緊張感が彼らの胸に渦巻いています。選手たちの心には全校生徒の期待と共に、自分たちの青春のすべてをかけた熱い思いが燃えています。

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