文化部芸術祭 大成功

 開場前の会場入り口で文化部芸術祭への期待が高まり、長蛇の列ができている光景はまるで未曾有の興奮が空気中に漂っているかのようでした。待ちわびた観客たちは開場の瞬間を熱望し、「今か、今か」と心待ちにしています。

 こんな光景は見たことがありませんでした。5月12日、午後1時開場、1時30分開演の大曲高校文化部芸術祭は、吹奏楽部と書道部の共演で「オズの魔法使い」の世界を創出させました。合唱部は単独の演奏の他に、吹奏楽部とのコラボで大合唱団が出現し、吹奏楽部と書道部、合唱部と吹奏楽部の協力はこの芸術祭ならではの光景でした。普段はそれぞれの部での活動をしていますが、もともと同じ学校の生徒同士の協力関係はバッチリで、共演により化学反応が起きました。この夏、岐阜県で開かれる全国高校総合文化祭に出場する放送部の朗読は、わが県最高レベルの力を発揮しました。

 ステージ発表だけではなく、美術部と写真部はそれぞれの作品をロビーに展示して、文化部としての総合的な発表となりました。また、生徒会執行部の皆さんは裏方としてこの会の運営に協力し、受付や案内などを担当しました。大曲高校伝統の「文化部の力」を存分に発揮し存在感を示しました。

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